- 2010-10-23 (土)
- 内臓脂肪 メタボ メタボリックシンドローム 生活習慣病 食事 運動
体脂肪は体にとっては不要な物ではありません。
人間が生きていくためには、必要なものなのです。
ただし、多過ぎるのが困りものなのです。
ある程度の脂肪は必要だというのは、体脂肪にも役割があるからです。
体脂肪の役割としては、まずエネルギーの貯蔵です。
人間は、動くためにエネルギーを使いますが、そのエネルギーは体内に存在している脂肪・糖質・タンパク質などの栄養素の中に蓄えられます。
身体を動かすために、それぞれが役割を果たしているのです。
脂肪は心筋が主に使っています。
また、体脂肪には大量のエネルギーが貯蔵されていますので、蓄え過ぎは良くありませんが、普通の成人ならば、13万キロカロリーから18万キロカロリーくらい蓄えているのです。
脂肪の他の働きとしては、タンパク質の消費を節約するということがあります。
タンパク質は健康を維持する為には必要不可欠な栄養素ですので、このタンパク質を使ってしまうと、病気の原因にもなり、健康を維持できなくなってしまいます。
体脂肪は、タンパク質を節約する役目をしています。
皮下脂肪にある体脂肪が身体の放熱をコントロールして、体温調節も行っています。
そして体温を調節しています。
他にも、女性の月経を正常に発現させるための、エストロゲンという女性ホルモンを正常に活動させる働きも行います。
なので、無理なダイエットなどで体脂肪が少なくなり過ぎると、エストロゲンの活動が制限されてしまって、月経不順を引き起こしまうことにもなりす。
このように、体脂肪は重要な役割を果たしており、少な過ぎても多過ぎても困るものなのです。
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